連続企画!NEWアルバム「ぼくエイリアンなんだ」曲解説〜その7

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オクムラユウスケNEWアルバム「ぼくエイリアンなんだ」から毎日1曲づつ解説してます。

過去の解説はこちらから⬇︎
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7曲目『忘れないで』

記憶は曖昧だが、おそらく福岡から逃げ出し、京都に身を隠し、ギターも録音機材も捨てて、音楽活動の一切を捨て去った頃にこの詩を書いたと思う。

〈忘れないで〉とは俺自身の心の叫びだったんじゃなかろうか。

ほんとは歌いたかった。ライブがしたかった。《みんな忘れないでくれ!》という心の叫びが言葉になって爆発したのだろう。

でも年月が経てば曲を作った時の感情など関係なく、自分の中で意味合いを変えていく。それは言葉が《生きている》からだと、思う。

この曲はAメロ〜Eメロまで激しいカッティングギターで言葉を吐き続けるハードなナンバー。

俺は日本語が好きだ。
日本語の持つインパクトは凄い。
英語で「ユーアークレイジー」って言うより「お前はキチガイだ!」って言ったほうが深く突き刺さる。

レコーディングでは1番苦労した。

「忘れないで」はスピード感が命。
もっと速く!もっと速く!
何度も録り直した。
今回のアルバムは全曲、ギター、ボーカル同時録音だから、少しでも気に入らなければ容赦なく録り直した。

1日に歌えるのは3回が限界。
それ以上は声が枯れるか、歌の途中で酸欠になって歌えなくなる。
だからこの一曲を録音するのに5回はスタジオに入った気がする。
苦労したけど、気合いビンビンに入ったいい演奏ができた。
最後の最後で弦が切れて、ピックがはじけとんだ音が微かに録音されています。




『忘れないで』
詩・曲 オクムラユウスケ

夜更け間際の公衆トイレに産み落とされた乳飲み子の/ゆらゆら揺れるへその緒が下水の底で泣き叫ぶ/忘れないで、忘れないで

ギラつく街の痩せ犬は誰の目にも触れぬまま/腐った肉も噛み切れず骨になるまで横たわる/忘れないで、忘れないで

老婆の流した汚物の海を蒸したタオルで拭いている/ひとり息子の机の上には書き殴られた遺書がある/忘れないで、忘れないで

夜行列車に乗り込んだ夜逃げの家族は泥棒だった/先立つものがないのなら逃げた先でも泥棒よ!

哀しい涙はどこぞの河に流れ着いて/やがて忘れてしまうだろう/しかし、河は海へつながり津波となりて/押し寄せる日がくるだろう/そして、思い出すんだあの人を/あの事を、あの場所を、あの日々を

忘れないで!

通り魔もペテン師も、40を過ぎた童貞も/昔はいい顔で笑っていた時代があった/幸せになるための方法を間違い続けただけだ/青春の残りカスを守りたかったんだ/それだけなのに…それだけなのによ!/それでも願うのは幸せの灯火/叫べど、もがけども、その先は暗闇よ

ドクロみたいな顔をした男がケタケタ笑い出す/何も可笑しくないのによぉ/ケタケタケタケタよく笑う

ヘイヘイ、愛を!
ヘイヘイ、愛を!

希望と絶望のローテーション/涙の臨海地点ジャンクション/折り返して不気味ハイテンション/そう長くは続かないSHOW/でも、もう戻れないでしょう/でも、もう戻れないでしょう/過剰に発育したふくらはぎのあんちくしょう!/ノースリーブとミニスカートが俺見て笑った!そんな気がした/パクつきたいのにパクつけない/肉肉肉肉肉肉肉肉どすこい!ひとり相撲/太れ肉体!痩せた心を隠すのだ!/こんな時にこそ、まぐわいた〜い

ボイン、プリン、ペロン、ポヨン、ブリン、ベロン、アローン、アローン/ボイン、プリン、ペロン、ボヨン、ブリン、ベロン、アローン、アローン

あなたの人生に、乗っかってもいいですか?/ダメですか?そうですか/さ・よ・う・な・ら







「ぼくエイリアンなんだ」/オクムラユウスケ
1.テストミー俺はどうだ!?
2.8月のキャミソール
3.ねじれ節
4.コートジボアールの女
5.ワンタッチボーイ
6.肉屋
7.忘れないで
8.動物大図鑑(LIVE)
9.SOS UFO
10.ゆめのつづき

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