兄とBOGEY

『ハイコレ108~ボギー煩悩の数だけ大いに歌う~』

ボギーが煩悩の数、108曲を歌うというイベント。

会場のgigiに行くとまだ7曲目だった。
あと101曲かぁ~。。。

とりあえず一度家に帰る(笑)。

出直して再びgigiへ。それでも13曲目。
「これ、ほんとに最後までやれるんかいな?」

芋ロック飲みながら、ボギーの歌をひたすら聴く。
ほとんどの曲を知っている。

まだ2人とも実家に住んでいた頃、
ストリートミュージシャンをしていたボギーは
実家の2階の部屋で毎日、ギターをかき鳴らしていた。
それを俺は聴くでもなく聴いていた。
その頃は兄弟といっても、ほとんど口も聞かず目も合わさないほど
仲が悪かったから、正直言うと実家でギターをかき鳴らす兄を
うっとうしいなぁ、と思っていた。

そして、ボギーはフォーク喫茶「照和」でライブをするようになり
ますます音楽にどっぷりハマっていった。

一方、俺は悶々とろくに仕事もせず鬱屈した日々を過ごしていた。

陽と陰。幼い頃からこの関係性は変わっていない気がする。
ガキ大将だった兄。いじめられっ子だった弟。
目立ちたがり屋の兄。ひきこもりがちな弟。
多感な思春期にこの水と油の関係性はよく衝突し、
もはや修復不可能なまでに冷え切ってしまっていた。

しかし、やがて俺も「照和」でライブをするようになって
音楽仲間としてボギーともよく話をするようになった。
そこから、音楽を通じて兄弟の関係は再構築されていったように思う。

よく一緒に遊んだし、初期のハイコレ(ボギー曰く〝冬の時代”)には
アホな企画に参加して、楽しませてもらった。
「兄弟船」では2人羽織までした。今ではすっかり仲良し兄弟である。

不思議なもんだ。

こうしてボギーの曲を思い出と共に聴いていた。

そして、ついに108曲を歌いきった。
1曲1曲をとても丁寧に、大事に歌っていたように思う。
7時間もよく歌い続けたもんだ。

ライブ終了後、ボギーは俺にこう言った。

「お兄ちゃん、がんばったぞ!!!」(笑)

よく頑張った!すごいぜ!



翌朝、自転車乗って仕事へ向かいながら
「ティーンエイジセックスマシィィィ~ン♪」って口ずさんでいた。
7時間も聴かされたら、そりゃ仕方ないよな~。

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Comment

sugasakai | URL | 2010.12.07 23:32 | Edit
ほんとーーーにすごい! みんなすごいよ。。。まぢに。 
オクムラユウスケ | URL | 2010.12.10 11:24 | Edit
年末っぽかったです。 
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