アマゾンへの道(その3)


船内にはシャワーもあるし、手洗いで洗濯もできるが
水は茶色のアマゾン河の水である。
キレイにしてるんだか、汚してるんだかわからなくなるが
地元の人達はこの茶色水をゴクゴク飲んでいる。
フランス人のバックパッカーはこの茶色水を飲んだら
ひどくお腹を壊したと言っていた。
やはり体のつくりが違うのだろう。


食事は毎日3食付き。
食事が出来ると厨房のおっさんが鉄格子をお玉でガンガン叩く。
これが合図。
みんな一斉にハンモックから飛び降り、タッパや皿を持って一列に並ぶ。
割り込んでくるヤツには野次が飛ぶ。
まるで刑務所、もしくは被災地の炊き出しみたいな光景である。
でも、ご飯はなかなか美味しい。


船は途中の村々に停泊して、客を次々に乗せていく。
4日目に乗客の数がピークに達して、
トイレの前まで人間が溢れかえっていた。

停泊した村の女性たちが果物や焼き魚を持って物売りにやってくる。
一日の大半をハンモックで寝て過ごしているのでお腹は減らないが、
とにかく暑いのでフレッシュな果物が欲しくなる。
パパイヤやココナッツジュースで喉を潤す。


夕焼けに染まるアマゾン、無数の星と天の川が広がる夜空、、
不便さも退屈も暑さも全部ひっくるめて、なんだか楽しい。

広すぎる、大きすぎる、茶色い河はすべてを受け入れる包容力がある。
実際、ゴミや食べ残しも全部河に捨ててるしね(笑)。
いつでも「ノープロブレマ(問題ないよ)」って言ってくれてるようで
妙な安心感と心地良さに揺られながら、一日が終わるのでありました。


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