ゴトウイズミさんとオクムラユウスケのこと



ゴトウイズミさんと初めて会ったのは今から14年程前だと思う。

福岡のオークラ劇場というポルノ映画館で音楽イベントが開催され、イズミさんは当時「ねこ虫」というアングラ見世物小屋バンドで出演し、俺は演奏ではなく司会(?)を担当した。司会といってもバンドとバンドの転換中にエロ紙芝居やエロ浪曲を披露するというものだった。

他にも尻の穴に薔薇を突き刺したりするバンドがいたりと、すごく気が狂った夜だった。

それから程なくして、広島でイズミさんが主催するイベントにノントロッポが出演することになり、そこに俺もついて行って、これまたバンドの転換中に飛び入りでライブをさせてもらった。
そこでチ◯毛を客席に投げ散らかしたりして…笑

2004年頃、俺は音楽をやめて失踪してしまったのでイズミさんとも疎遠になっていたが、2007年に音楽活動を再開し、2011年にイズミさんが経営する広島ヲルガン座の3周年イベントに兄・ボギーと2人で召喚される。



お互いいろんな事がありすぎて、何から話していいか分からないくらい時間が過ぎていたが、音楽で繋がった人には言葉なんて必要ないのかもしれない。

俺は確実にあの頃よりパワーアップして帰ってきたし、それをライブで見せられれば、それで充分。
過ぎた時間なんてあっという間に縮まってしまう。

それからは度々ヲルガン座やふらんす座に呼んでもらえるようになるのだが、呼ばれるイベントは全て一癖も二癖もあるものばかりだった。











去年の1月、遠藤ミチロウさんとの2マンLIVEに誘われた時はさすがに震え上がったが、嬉しかった。

イズミさんが制作したドキュメント映画『地下音楽現場物語』の中で《イベンターとしての私は兄・ボギー。ミュージシャンとしての私は弟・オクムラユウスケ。私はこの兄弟の狭間にいる》というような事を語られているように、アンダーグラウンドの世界をエンターテイメントに変換して、プレゼンテーションできる極めて稀な存在だと思います。

…長くなってしまいましたが(これでも随分省略したつもりです)そんなイズミさんと今週末に2人きりの演奏会をします。

場所はカヨカリ。

個人的に思い出深い場所です。

この日は3年前に亡くなった妻ムコちゃんの誕生日でもあり、そんな日に大好きなイズミさんと一緒にライブできるのも、何かの巡り合わせでしょう。

是非、お越しください。



6/14(日)
『ゴトウイズミとオクムラユウスケ演奏会~向こう側のうた~』
@福岡カヨカリ
(住所 福岡市中央区高砂1-18-6)
開場16:30 / 開演17:00
¥2000+1order
《出演》
◆ゴトウイズミ
◆オクムラユウスケ



【ゴトウイズミ プロフィール】
舞台型キャバレーなアコーディオン弾き語り。昭和や純喫茶、淫靡なものをひたすら愛すアングラ出身。
SXSW出演やFRINGEFESTIVALなどヨーロッパを中心に海外でも活動中。
見世物小屋バンド「ねこ虫」を経て、現在自身のソロプロジェクト「ゴトウイズミ+アコーディオン」名義でのアコーディオン弾き語りのスタイルと、lengyoと四谷マチバリとのユニット「ベロア合唱団」、四谷マチバリとのユニット「残酷サ故のメリィゴーアラウンド」を中心に活動中。他に数々のミュージシャンとの変則的なセッションやユニットも多く行う。
全国的にイベントのオーガナイズを展開し、MC、CM、ライター活動、ラジオのパーソナリティなどの活動をしつつ、広島の原爆ドーム近くでヲルガン座とふらんす座を主宰。日々赤いベルベットとサブカルチャーと純喫茶な日々。



【オクムラユウスケ プロフィール】
狂気と笑いが激しく交錯し、最後はエンターテイメントとして昇華する圧倒的なライブパフォーマンスは、弾き語りという表現の限界を軽く飛び越え常に衝撃を与え続ける異才のSSW。フォーキーパンクロック節。8年振りの新作フルアルバム「ぼくエイリアンなんだ」をリリース。各地で大絶賛され、金字塔との呼び声も高い。

6.14 うたの向こう側には…

6.14
【ゴトウイズミとオクムラユウスケの演奏会〜向こう側のうた】

@カヨカリ



いろんな縁が重なって実現したイズミさんと2人きりの演奏会。

3年前に亡くなった妻・ムコちゃんの誕生日に大好きなイズミさんと、思い出の場所で演奏できる喜び。


そして会場に来ていただいたお客さんたちも同じく縁の深い方が多く、県外から来てくれた人もいて、胸が熱くなりました。
(※心霊写真じゃないよ。自主規制ね)




オープニングトーク
《第一部》
ゴトウイズミさんの演奏
オクムラユウスケの演奏
休憩
《第二部》
ゴトウイズミさんの演奏
オクムラユウスケの演奏
〜デュエット

…という構成でした。

第一部





まだ明るい陽射しが差し込むカヨカリとイズミさんの色気が異様なムードを醸し出す。非日常感がすごいし、時代感覚すらおかしくなる。トリップするには充分なシチュエーションでした。

余談ですが、、

イズミさんから前日に俺の「動物大図鑑」を歌いたい!と連絡が入り、途中の漫談調のネタも考えてくるーッていうもんで楽しみにしてたら、当日になって《何も考えてないから即興でやろうよ、できるよねー?》と…笑

でた。。これぞイズミマジック!

もうTwitterでも予告してたから後に引けない状態に。。




久し振りにステージでテンパりましたよ笑

でも嬉しかったです。

その流れから、第一部オクムラユウスケへとバトンタッチ。



最初、激しめのナンバーを2曲演奏した時点で「あ、今日はいつもと違うな…」と思った。

いつもなら会場の空気を壊して自分の世界を作っていくようなライブをしているが、この日は会場の空気にそのまま乗っかってしまおうと思った。

無駄な抵抗はしない。

きっと様々な縁や感情が化学変化して会場自体がパワースポットみたいになってたんじゃないかな?

そんな中で新曲「腹話術人形」が演奏できたのでよかった。作詞してくれた友人も子連れで見に来てくれてたし。2歳の息子くんが曲の途中で良い合いの手入れてくれて。


そんなこんなで第二部。

日も暮れてきた頃、ここでイズミさんがササーッと照明を取り出しステージをライトアップする。

この機転と状況判断こそがイズミさんの真髄かもしれない。

より異世界な雰囲気の中、イズミさんの歌がしっとりと会場を包み込む。
音に乗せて歌を届ける。シンプルに。
今日はそんな日。
“ライブ”ではなく“演奏会”という言葉がぴったりだ。


おれも第二部はゆっくり演奏した。
途中でマイクの調子が悪くなってほぼ生音になったけど、もはや関係なく、じっくりこの状況を楽しんだ。

イズミさんもおれも、いつもよりトークが長めだったと思う。カヨカリの居心地が良すぎて、ついつい色んなこと話したくなってね。
そんな気分でした。


最後は「ゆめのつづき」もうたった。ムコちゃんに捧げた曲。大事な歌。



それからイズミさんと2人で「思い出のアルバム」をデュエット。


あ、イズミさんには話してなかったけど、この曲、実はムコちゃんが大好きな曲だったんです。ライブでも一度歌ったことがあるくらい。

後日談になりますが、あの日職場の同僚が妹さんと一緒にライブ見に来てくれてて、翌朝「昨日ムコさん来てましたよ」って。「土間のちょっとくぼんだ辺りにいましたよ、妹も同じこと言ってました」って。


イベントの副題が〜向こう側のうた〜だったけど、ほんとに向こう側とつながったんやね。すごいね。



おりべ家の皆様。
娘ちゃんも最後に飛び入り出演してくれたよ。



ツアー中の「アノアとペロ」のお2人と。
この4人でそのままサーカス出れそう。



カヨカリ店主カヨさんと。
お世話になりました〜。


ほんとにみなさん、ありがとうございました!とても貴重ないい時間を過ごせて幸せでした。

また来年、6.14に!













6.29 月曜の夜はカオス

月曜日の夜にこのブッキングで投げ銭ライブさせてくれるgigiって…どうかしてる!笑




6/29(月)
@cafe&bar gigi(福岡・渡辺通り)
20:30〜
投げ銭+1オーダー
出演
◆中村スケサク(exおどけもの)[宮崎]
◆オオクボ-T
◆オクムラユウスケ
◆pipin




共演のpipinとは俺が20歳の頃からの友達で、pipinはまだ高校生だった。
2人で「アダムとイブ」っていうユニット組んでライブしたこともあった。
2ndアルバムに収録されてる「鬼畜」って曲は最初、pipinに作った曲だった。でも《これはユウスケくんが歌ったほうがいいよ》って言われて、自分で歌うようになったけどレコーディングには参加してもらった。

月曜日、久しぶりに「鬼畜」歌います。



オオクボTさんとも同じ頃に知り合いました。
チェキッ娘っていうアイドルグループから派生した「chee's」というアイドルパンクバンドに刺激されて、一緒にコピーバンドしたこともあった。
バンド名は「chee'm」でした。
握手会に行ったり、一緒に写真集買いに行ったりしました。
関係ないけどスペースワールドにも2人で行きました笑

もう、どれも10年以上前の話なんだけど、学生時代に青春を謳歌できなかったから、俺の中ではこの頃が青春時代と呼べるのかもしれない。

かといって、同窓会みたいな気分にはなれない。
なぜなら皆、今もギラギラと現役で走り続けているから。

どんな夜になるんだろう。

想像がつかない。

中村スケサクさんって、どんな人だろう?

想像がつかない。

でも、写真で見る限り…


絶対おもしろい人だ。


6.29 @gigi ふしぎな夜のうた

2015.6.29(月)

昨夜のgigi投げ銭ライブ。


トップバターはいきなりオオクボT。
リズムマシーンのみで前衛舞踏家みたいな奇怪な踊り、叫び、つぶやき。怖い…
もはや言葉など軽く超越してるのにマイクスタンドにしっかりカンペが貼ってある。笑
いったいあのカンペには何が書かれているのだろう?

やっぱり今夜は想像つかない。

古くからの友人たちとの共演は妙な緊張感の中でリラックスしてる変な感じだった。

いつものテンションで演奏するのは違う気がして、何も決めず、思い出話を交えながらゆっくり歌った。

《演奏曲目》
1.腹話術人形
2.穴たちに捧ぐ
3.深海魚(新曲)
4.ロックスター
5.鬼畜

新曲の「深海魚」は福岡のソウルダイナマイト・漢方先生が歌う姿を(本人無許可で)想像しながら(勝手に)作った曲。
来月、対バンするので是非御本人の前で披露できればと思います。

pipinも同様、いつもと違う《やりにくさ》の中でリラックスしてる感じだったな。この近すぎて逆にぎこちなくなる感じがムズ痒くもあり嬉しくもあり。。


わかるかなぁ?わかんねぇだろうなぁ。


最後は中村スケサクくん。
やっぱり変な人だった。
変な歌だった。(←これ褒め言葉です)
でも時々シャウトが初期のRCサクセションを彷彿させてドキッとした。
きっとまたいつか共演すると思います。
そんな気がします。


…と、ここでなんと知久さんがフラッとgigiにやってきた!!

なんで?なんで??


普通にお客さんとしてライブ観てる!

なんで?なんで??

俺にとって知久さんは中学時代からの憧れ。「たま」に人生狂わされた(いい意味で)といっても過言じゃない。

やっぱり今夜は想像つかない。

イベント終了後、知久さんとお話した。
俺のCDを聴いてくれたらしく《ユウスケスケベにワンタッチ》を「可愛いんだよね〜」と言ってくれたw
感無量ッス!!


最後にこんなサプライズ。

楽しかったなー。





ほんとは朝まで飲みたい気分だったけど、子連れは先においとましました。

といっても0時過ぎてたけど。

息子よスマン。
これからもよろしく〜!





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オクムラユウスケ

Author:オクムラユウスケ

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