日本のこころ

ビーニャ・デル・マルの日本人宿に2泊したんですが・・・
セントロから歩いて30分、魚市場からも歩いて30分で
宿としては不便すぎる場所にありながら、宿代は6000チリ$と高め。
その割にはトイレットペーパーもなく、
キッチン使用料(!?)も請求される。(宿代に含まれてないのか?)
共同シャワーの使用時間も「20分までです!」と何度も念を押され、
理由を聞くと「ガス代が高いから」だって!ケチくさ!

ケチくさいといえば・・・宿の料金設定ですけど、
一応「長期滞在割引」システムがあるようで・・・

1泊目~3泊目 6000チリ$
4泊目~7泊目 5500チリ$
8泊目以降 5000チリ$

・・・・とのことですが、別に4泊したからといって
1~3泊目も5500チリ$に割引されるわけではなく、
4~7泊目だけが5500チリ$になるらしいです。
8泊目以降も同様。なんだかケチくさいです。
「4泊目から割引」っていう微妙な設定も気になります。

さらに宿のあらゆる壁や棚やドアに注意事項の貼り紙があって
しかも、読んでると気が滅入ってくる内容ばかり。

例えば・・・

「パソコンの使用料は30分200ペソです。
たまに、100ペソ、150ペソ、300ペソを払う人がいますが
こんな金額はありえません」

「料理後ガス栓を閉め忘れている人がいます。
今年2月中旬から3月中旬にかけて3回、
6月に1回、○○(※宿のオーナーの名前)が見つけました。
私だけで4回ということは、この倍は閉め忘れがあったと
思われます。十分注意してください」

「この本棚の本は交換できません。
ほとんどが私の所有物です。日本から持ってきたり
友人から譲ってもらったり、日本から送ってもらったり・・・etc
旅行者が置いていった本は数パーセントにすぎません」

「ストーブで洗濯物を乾かして、椅子を焦がしたバカもいますが・・・」

などなど・・・これらはほんの一部ですが、
読んでると"ちょっとイラッとくる”内容の貼り紙が
几帳面なワープロ文字であっちにもこっちにも・・・

ちなみに・・・
「宿の内外を撮影してインターネットに載せることを禁止します」
っていう貼り紙もあったので、写真は載せてません(苦笑)

なんだか小言の多い小姑と同居してる気分です。

まぁ、日本人宿だし、そんなの無視して
みんなでワイワイやれば楽しいのでしょうが・・・

そんなビーニャでもいいことがあった!

その1、翌日日本へ帰るという若者が、我々の要らなくなった荷物を
成田空港まで持って帰って郵送してくれました!!!
もちろん多少のバイト代は払いましたが、そんなの微々たるもので
南米からの送料だけでも1万円以上するので、こんな有難いことはないです。

その2、もう使うことがなくなった我々のテント&キャンプ用具を
これからパイネなどをトレッキングするというご夫妻が買ってくれました!

この2つの「いいこと」により、荷物が激減!!! 気持ちも晴々。
ビーニャとはまったく関係ないけど「ビーニャに来てよかった~」と感動。



一応、バルパライソにも行ってきました。
街を彩る壁画が有名らしいけど、それ以上にただのラクガキも多く
結局"ラクガキだらけの治安悪そうな街”という印象が残った。

 チュキカマタ銅山見学

2010.3.29

ビーニャからカラマまでバスで移動(所要20時間/18000チリ$)。
夜9時にカラマへ到着して宿を探すが、カラマは宿代が高い!!
交渉の末、8000チリ$を7000チリ$に値下げしてもらい
『HOTEL EL LOA』に落ち着いた。


お礼に似顔絵を描いてあげた。
話してみると親切で気さくなおっちゃんだった。

翌日、チュキカマタ銅山ツアーに参加。

カラマ市内からタクシーで20分。
そこからガイドさんとバスに乗って銅山へ向かう。
途中、2年前まで人々が暮らしていたという銅山の麓の町でトイレ休憩。
銅の粉塵による公害からか、ここで暮らすことを禁止されたらしい。


まったく人の気配がない街。まさに"空っぽ”。野良犬すらいない。


そして、銅山到着~。
穴の深さは1㎞!!


かっこいい作業車も横切っていく。
ど・・ドデカイ!! ガンダムみたいだ!!


このツアーは基本的に無料。
ただ、寄付金として一人1000チリ$くらい払います。
往復のタクシー代と合わせて4000チリ$(約720円)。安いなぁ。
丁寧で熱いガイドさん、砂埃の中働く鉱夫たち。
男気を感じさせるツアーでした。

 チリ 最後の夜

いよいよチリから隣国ボリビアへ移動。
早朝6:00発、カラマ~ウユニまでのバス(片道8000チリ$)を購入。
カラマの宿代が高いので、朝5時までバスを待つことにした。

日が暮れまで図書館で時間を潰し、
夜は久しぶりに「似顔絵&名前描き」の商売をしてみた。


マイケルジャクソン好きのおばちゃんが
見本で描いてたマイケルの似顔絵を気に入って
同じ絵を2枚も注文してくれた。
ちなみにおばちゃんの服もマイケルジャクソンである。

通りすがりの兄ちゃんからチョコレートの差し入れもあり、
やっぱり異国稼業は楽しい&嬉しい副収入。

人通りも少なくなってきたので公園に移動するが、
深夜0時頃から急に寒くなってきた。
寝袋を着てみの虫みたいな状態でベンチに座ってたら
2人組の酔っ払いがやって来て
「ここは危ないからあっちへ行ったほうがいいぜ!アミーゴ!」と
警察署を教えてくれたので移動するが、どこにも警察署がない。

仕方なく救急病院の前に座ってバスを待つことにしたが
ますます寒くなってきて「こりゃしんどいなぁ」と後悔しはじめた時
親切な警官が「救急病院の待合室で寝てもいいぞ」と言ってくれた!
おおおおー!!マジで~!!!


深夜2時30分。ようやく暖かい寝床で仮眠。

まさかチリ最後の夜を、救急病院で迎えるとは・・・

 ボリビア入国

2010.3.31

AM6:00 カラマ出発。
バスは狭くて、トイレも故障している。
荷物をバスに預けることもできず、座席の足元に置いて
体操座りで乗らなくてはいけなかった。


AM9:30 ボリビア入国。
ここでバスを乗り換える。
車内はますます狭く、もちろんトイレはない。
そして、何故かハエだらけ。時々、うんこの匂いもする。
当然、このバスも体操座り。


リャマだ!!
車窓からの景色が変わる。ついにボリビアだ!

PM3:30 ウユニ到着。
標高3660m。さすがに少し息苦しく、頭痛がする。
今日と明日は高山病に注意して、宿でゆっくり過ごすことにした。

 「ウユニ塩湖」1泊2日ツアー(1日目)

2010.4.2

ウユニ塩湖は近頃、TVでもよく紹介されてますが、
南米を代表する観光地のひとつで世界最大の塩の湖である。

特に12~3月初旬の雨季には、
塩湖に水が張って鏡のように空を反射させて
まるで空中を歩いているように見えるそうだ。

そもそも我々が南米に来たのも、
この「雨季のウユニ塩湖」を見たかったからなのだが・・・
メキシコ・アルゼンチン・チリでのんびり過ごしすぎて
完全に時期を逃してしまいました(笑)。

それもまた長旅の醍醐味。予定はあってないようなもんです。

AM11:00 ウユニ出発。


まずは「列車の墓場」を見学。
廃線になった線路の脇にボロボロの列車の残骸がゴロゴロ放置されている。
管理人や警備員もいない野放し状態。
周辺にはゴミが散乱してて「列車の無縁仏」といった感じ。
『マッドマックス・サンダードーム』のような光景が男心をくすぐる。

そして、ついにウユニ塩湖に到着!!!


おおー!デカッ!!シロ!!マブシー!!


とりあえずジャンプ。


昼過ぎに塩のホテル「プラヤ・ブランカ」に到着。
壁もテーブルも椅子もすべて塩。お見事!
1泊2日のツアーはこのホテルで宿泊するのだが・・・

あんなに大勢いたはずのツアー客はほとんど日帰りコースだったようで
ホテルに残ったのは我々と日本人がもう一人。たった3人だけ。
ツアー客がいなくなり、ほとんど貸切状態になったウユニ塩湖。


ホテル内にある塩のオブジェで遊んでみたりして。


PM6:00 日が沈む。

夜空は今まで見たこともない凄まじい星空。
巨大な天の川が絨毯のように頭上に広がる。


PM8:00 夕食。WAO!!意外にもアメリカン!!

食後、もう一度夜空でも見ようと外に出ると
遠くの山の頂がオレンジに光っている。
街の明りにしては明るすぎるし、火事でもなさそう。
すると、すごい速さでデッカイ月がモッコリ顔を出した!!
怖いほどの光を放って、グングン上昇していく月。
こんなの初めて見た。

物音ひとつしない巨大な塩湖は闇の中でもすごい存在感で
次から次へと自然の凄さを見せつけてくれるのであった。

ウユニ塩湖1泊2日ツアー(2日目)

2010.4.3

日の出を見るため、朝6時起床。
すでに空は明るくなってきている。


それにしても静かだ。
「静寂」。一人で歩いていると心細くなるほどの静けさだ。

空がうっすら桃色に染まり、まるで夢の世界にでもいるよう。

そして、強烈な日の出。




おもわず拝みたくなるのは日本人の習性だろう。

日が昇って、朝食食べたらやることなくなって
帰りのジープが迎えに来るまでダラダラ過ごす。

強烈な日差しと照り返し。
日焼け止めクリームを塗るのを忘れてしまい、
あっという間に顔面が真っ黒に焼けてしまった・・・
奥さんに「気持ち悪い」と言われる。



それにしても・・・暇だ・・・


時間を持て余しすぎて、塩の塊でオボボを作ってしまった。

昼過ぎにようやく迎えが来て、ジープに乗り込み塩湖を激走。


遠くに蜃気楼がいくつも浮かぶ。


1時間真っ白な世界を走り続け、やっと塩湖の終わりまで来た。

火山の麓のレストラン(?)で昼食。
でも、料理は何故か運転手・ジョニーの手作り!?


最後に塩湖の真ん中にぽっかり浮かぶサボテンの島を見学。
入園料Bs.15払えば頂上へ登れるのだが
我々は頂上へは登らず、運転手のジョニーとだらだら談笑していた。


話によるとボリビアの若者は15歳~29歳までの1年間だけ
軍に入隊する徴兵制があるらしく、徴兵に行った者はその証として
TATOOを入れられるらしい。
しかも、徴兵中の給料は1日Bs.1(約14円)という衝撃の安さ!!
日本で服役してる犯罪者の方がもっと稼いどるがな!!

PM6:00 ウユニ塩湖ツアーを終えて、町に戻ってきた。

夜7時のポトシ行きのバスに乗るはずが
もう3時間前にバスが出発してしまったというではないか!!!
前日に買ったチケットにもちゃんと19時発と書いてあるのに・・・
運転手のジョニーについて来てもらって、代金は返してもらったが
明日はボリビア国中が選挙のため、全ての交通がストップしてしまう。

仕方なくウユニであと2泊することにした。
まぁ、宿代も安いし、ご飯も美味しいし、時間もあるし
焦ることないんでゆっくりしましょう。

それにしても呑気というか、いい加減な国やね。ボリビア。



【ウユニ塩湖1泊2日ツアー】
料金US50$(塩のホテル「プラヤ・ブランカ」&3食付)
旅行会社「BURISA」は親切で、運転手のジョニーはサービス精神旺盛です。


ウユニを出発する前日「プラヤ・ブランカ」の管理人夫婦がわざわざ宿まで
尋ねてきてくれたので一緒にアイスクリームを食べに行った。
TVもラジオも、シャワーすらない塩のホテルに
住み込みで来年の3月まで働くらしい・・・暇すぎて発狂しそうだ。。



【ウユニで泊まったホテル「wara del sol」】

宿代Bs.30(個室)/キッチン/共同トイレ・HOTシャワー/TV あり。
宿はキレイで、居心地抜群!屋上で洗濯物も干せる(3時間で乾くよ)
宿主のトーレスにスペイン語も教えてもらえるかも。

あと、TVが何故かゲーム機能付きだった。

『BOX MAN』レベル9でクリア!
意外と難しくて、ついハマってしまった。

 ポトシで闘う男達

ウユニ~ポトシまでバスで移動。(所要6h/Bs.35)

標高4100m。世界一標高の高い街・ポトシ。


そのポトシの街を見下ろすように『セロ・リコ(富の山)』という
巨大な銀山がそびえ立つ。今尚、4万人もの鉱夫たちが働いており
銀・銅・鉄など、あらゆる鉱物を海外などに輸出している。

その現場を間近に見学できるというので行ってきました。

『ポトシ銀山見学』
料金Bs.50(運賃+スペイン語ガイド付き)
見学といっても銀山の洞窟の中へ潜入するわけで
それなりの装備が必要である。


こんな感じ。

鉱山を見学するには入場料の代わりに、
鉱夫たちへのお土産を買わなくてはいけない。
コカの葉、タバコ、酒(アルコール度数96%!!!)、ダイナマイト(!?)など・・・
高山病予防にも効く「コカの葉」は、体内を浄化する作用もあるらしく
鉱夫たちは大量のコカの葉を噛みながら日々、重労働に励んでいるそうだ。


そして、ついに鉱山の中へ。
内部はまるで巨大迷路のようだ。
崖をよじ登ったり、体を折り曲げないと歩けないほど狭い道だったり
けっこうハード。しかも空気が薄い。




ガイドのおじさんが「インディージョーンズ・・・」とつぶやく。
崖を登ってる時「スパイダーマン・・・」とも言ってた。
お茶目なおっちゃんだ。


これは「ディアブロ」と呼ばれる鉱山の守り神。
迫力満点!チンチンギンギン!!


途中で遭遇した鉱夫が、作業中、
手の甲に岩が落ちてきてしまったらしくかなり痛そう。
しかし、大量のコカの葉を噛んで柔らかくしたものを
患部に巻くと、痛みがやわらぐのだという。
「コカの葉」はポトシの鉱夫たちににとって必要不可欠なのだ。

つねに危険と隣り合わせの鉱夫たちの月給は約4~5万円。
とてもじゃないが、俺は・・・無理だ。

入場料代わりのお土産をあげると、鉱夫たちは
「グラシアス!!(ありがとう)」と埃まみれの顔で笑う。
ありがとうって言いたいのはこっちのほうだよ!・・・と
言いたいけどスペイン語がわからん!!
でもありがとう!!ポトシの鉱夫たち!!
魂を揺さぶられました。
この日、込み上げてきた熱いもの(吐き気じゃないよ)は、
日本に帰っても忘れたらいかん・・・。と思った。

プロフィール

オクムラユウスケ

Author:オクムラユウスケ

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